大学の心理学ってどんなことするの?現役大学生が答えます!

勉強・資格

皆さんは、大学で学ぶ心理学って どんなものをイメージしていますか?

 

「文系科目でしょ?」

「人の心が読めるようになりそう」

「部屋で書物とか読み漁ってそう」

 

なんとなーく、こんなイメージ 持っていませんか?

でも 実際のところ、何をやっているのか知らない人が 多いのではないでしょうか?

 

 

そこで今回は、心理学を専攻している現役大学生の私が、

実際に通ってみて知ったこと・心理学を学ぶメリットについてご紹介します。

 

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実際に通ってみて知ったこと

心理学は文系学問じゃない!

 

えっ、心理学って

人の心を勉強したり、理解するんでしょ?

 

と、思われた方が いらっしゃるかと思います。

 

確かにそうなのですが…

国語の問題でよく出題される心情把握みたいなイメージを考えてはいませんか?

 

この「国語の問題でそんなのよくやってたわー」というイメージから、

心理学=文系と思っている方も多いと思いますが、実は心理学は文系学問ではありません

 

確かに 心について勉強する学問ではあるのですが、

厳密にいえば文系学問でもあり、理系学問でもあります

 

 

心って目に見えるものじゃないし、正確に捉えることって難しいですよね?

そんな不確かなものを確実に解明するには、科学的に迫っていくしかないんです。

 

だから、
「心理学は文系科目だから 数学ができなくてもいいや」って思っている、あなた!

要注意です!

このあと 詳しくお話ししますが、数学はめちゃめちゃ使いますよ。

 

 

そもそも心理学って 人の心を読めるようになる学問じゃない!

これ、私が入学して最初の心理学の授業で言われたのですが、

心理学は人の心を読めるようになるためのものじゃないんですって。

 

私はメンタリストのDa◯goさんをテレビで見て、

「こんな風に人の心をバンバン読めたら、めっちゃかっこええやん…!」って

半ば中二病的な動機で入学したのですが、開始早々 野望が打ち砕かれたのは言うまでもありません。

 

 

ちなみに、Da◯goさんは 相手の動作を見て

「次にこういう行動をとるだろう」と予想しているんですね。

つまり、データに基づいて相手の行動を予想しているのであって、相手の心を透視しているわけじゃないんです。

 

私

というか そもそも、相手の心を完全に読み取るなんて

テレパシーが使える 斎木さん家の楠雄くんぐらいなもんですよ。

 

 

 

心理学 ≒ 統計学

「統計学」とは、一言でいえば「データを集めて、それを分析していく学問」です。

集めたデータの平均値や偏差値をだしたり、グラフを作ったりして、「このデータからどんな結果が導き出せるのか」を考えていきます。

 

心理学の研究って、

  • データ収集
  • 分析
  • 結果の報告

の流れで進んでいくんですよ。

 

このように、データを読み取る力がないと研究ができないので、心理学を学ぶには、統計学も学ぶ必要があるんですね。

 

 

というわけで、心理学を専攻すると、統計のやり方を学ぶ授業があるんですが

これが、数学大嫌い人間のわたしには まぁ~ツラい授業でした…。

 

私

偏差値?

分散?

…あれ、今これ何の計算してるんだっけ?

 

こんなことのオンパレードでした。

 

いやぁ、正直 統計なめてました。

おかげで一回、単位落としました。トホホ…

 

大学のセンター試験が終わった後、

「お前とはこれでおさらばだ、数学 (ΦωΦ)フフフ…」

と思っていたのに、まさかのカムバック…

私

これほど望まない再会は、そう無いですよ。

 

とはいえ、授業をちゃんと聞いてテスト対策をしっかりすれば 単位はとれるので、そこは安心してください。

また、自分で計算しないといけないのは統計の授業だけで、

実際に研究するときにはコンピューターを使って自動計算してもらうので、そんなに気負わなくても大丈夫です。

 

 

実験実習がある

これも 理系っぽい授業ですね。

基本的に心理学は、実験や調査の結果から「心ってこうなのね」と、いろいろ発見をしていく学問なんです。

つまり、心理学に実験はつきもの!

 

というわけで、授業では様々な実験をしていきます。

もちろん、人だけでなく動物実験もします。

 

個人的には、「心理学って部屋にこもって研究していけるのかなー」と思ってたのですが、

意外とアクティブな学問で、正直 戸惑ってます。

 

 

卒論を書くのが大変

私はまだ卒論を書いていないので 詳しいことはわからないのですが、先輩方が卒論研究をする背中を見てきて、

純粋に「大変そうだなー」という印象を受けました。

 

というのも、卒論研究というものは

  • 研究テーマを考える
  • 問い(=明らかにしたいこと)を立てる
  • 研究方法を考える
  • データを集める
  • 結論をだす

というプロセスで進みます。

 

そして、これをすべて自分でやらなければならないんですね。

自分で実験・調査をしなければなりませんし、そのデータを正確に分析しなければなりませんし、

そもそも、自分で立てた問いに ちゃんと意義がなければなりません。

 

考えただけで、難しそう…

 

 

自分で実験や調査といったデータ集めをしなければならないので、ぼっち&コミュ障の私にとっては

「これ、私は誰に調査協力をお願いするんだろう…」と、早くもナイーブになっております。

 

 

さらに、わたしの学校では卒論発表会なるものがあり、卒論を生徒・先生の前で発表しなければならないんです。

いわゆる公開処刑ですね。

 

発表を終えると、質疑応答の時間も設けられているので、中途半端に卒論研究をすると痛い目に遭います。(先生からツッコミの嵐に遭うでしょう)

私

そんなわけで、心理学の卒論作成は大変です。

(少なくとも、私が思っていたよりは…泣)

 

 

心理学を学ぶ上でのメリット

ここまで、いろいろ言ってきたので

「心理学って無理ゲーじゃん…」と思ってしまった方もいらっしゃるかと思います。

 

でも、心理学だからこそのメリットもあるんですよ!

 

 

ものごとを科学的・客観的に捉えられるようになる!

まぁ、そりゃそうですよね。

自分で研究テーマを見つけて、実験して、データを分析していくわけですから、そりゃ主観的に考えてばかりいては何も得られません。

 

こんな風に、文系学生でありながら

  • ものごとを客観的に捉える力
  • 論理的思考力

といった、理系的な考え方が身につくというのは、心理学ならではのメリットではないでしょうか。

 

この理系的なものの考え方といのは、就活や社会人として仕事をしていく上でもかなり役に立ちます。

たとえば、就活なら、

  • 自分ってどんな人?
  • 入ろうとしている企業って、どんなところ?

といったことを考えるのに、役立ちますよ。

 

 

普通の文系学生では出来ない体験ができる!

例えば、歴史や文学、外国語、経済などを学んでいる文系学生なら

書物を読んだり、法律を覚えたり、経済の仕組みを学んだりと、様々なことをするでしょう。

でも、自分で何かについてとことん研究したいとなると、ある程度テーマが 限られてくるのではないでしょうか?

(自分の所属が経済学部なら、研究テーマは経済関連のものにしなければならないなど…)

 

でも、心理学なら自分のやりたい研究をすることができます

人がもつ感情、社会の特性、子供と大人の意識の違い、動物の心…などなど、本当に自由です。

 

もちろん、先ほどお話ししたように 大変な面もありますが、

実験したり、統計をとったり、実際に多くの人と交流したりと、

そりゃあもう いろんなことをします。

 

 

文系的な面と理系的な面を兼ね備えているからこそ、

他の文系学問では出来ない経験ができるのではないかと思います。

 

 

最後に

いろいろとお話してきましたが、心理学って 高校までは習ってこなかった学問なので、

興味のある方には とても楽しいと思います。

 

ですが、楽しい分だけ大変なこともたくさんあります。

 

私も「大変なのは嫌だなー」と思っていました。

コミュ障ですから 出来るだけ人と関わりたくないし、そもそも この学問ってどんなことするのか

高校生の時は何も分からなかったので…

 

ですが それでも、「どうせ大学に行くなら 自分が少しでも興味のあるものを学びたい」と思って入学したので、後悔はしていません。

(もう後戻りできないし…orz)

 

それに、心理学やってたら 社会に出たとき、何かしらの役に立つはず…!

いや、無駄な学問なんてないんだけどさ…

私

…というわけで、将来 心理学を学んでみたいという方は、とりあえず数学もめげずに頑張っておきましょう!(笑)

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